事務所主催セミナー:㈱サラヴィオ化粧品会長「別府を元気にするために」
平成24年7月5日(木)14:00~16:00
会場 ニューライフプラザ 2F 視聴覚室
2011年、九重町長をお招きした第1回から、大変ご好評頂いております
「中小企業の不況時代を生き抜くヒント」セミナーも今年で2年目となり、今回で6回目となります。
今回は株式会社サラヴィオ化粧品様をお招きし、「別府を元気にするために」というテーマのもと、
別府の資源である温泉を活用した講演を開催致しました。
当日は、定員を大きく上回る65名の方々にご参加頂き、大変盛況となりました。
講演を快く受けてくださった株式会社サラヴィオ化粧品 会長 濱田茂様、
参加者の皆様へ心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
当日の講演では、会長 濱田茂氏のほか、社長 濱田拓也氏、博士 加世田国与士氏、
博士 宮崎博文氏の4名によりお話頂きました。
現在は資本金6,300万円の企業にまで成長したサラヴィオ化粧品ですが、会長 濱田茂氏は、
当初は資金がなく、非常に苦しい時代もあったようです。
次に、社長 濱田拓也氏より、その中で、自社の商品をどのように売っていったかという
お話を頂きました。その中で大変興味深かったのは、当初資金がなく、広く多くの方に
知って頂くための手法として、営業マンを雇ったり、店舗販売をしたりという固定費をかけることが
できない中で、インターネットを有効活用し、固定費がほとんどかからない方法で成功したということです。
また仲介業者を通し成果報酬方式の契約を結ぶことで、「固定費のかからない営業マン」を
活用したということ等、㈱サラヴィオ化粧品様の成功のノウハウについて教えて頂きました。
次に、サラヴィオ中央研究所 所長である、加世田国与士博士より、 ㈱サラヴィオ化粧品で
力を入れている温泉事業の一環として行われている藻類の研究についてのお話を頂きました。
多様な泉質を持つ別府の温泉を活かし精力的に研究してきた結果、リウマチやアトピーなど
様々な症状に効果のある藻類を発見し、現在商品化に取り組んでいるそうです。
これを温泉の街、別府の武器の一つとして育てて生きたいという夢をお話下さいました。
最後に、明礬研究所 副所長である、宮崎博文博士より、現在サラヴィオ化粧品が
開発しているファンゴ(温泉泥)を含む、温泉療養に医療保険が適用されるイタリアを例としてあげ、
イタリアでは上記の理由からヘルスツーリズムにより日本と比較して観光消費が数倍となっている
とのお話を頂きました。別府の観光事業もイタリアを参考にし、東洋のファンゴとし、
観光客を呼び込むたいという夢は、私達に感動と勇気を与えて下さいました。
講演途中、会長 濱田茂氏は別府の温泉を「ダイヤモンドの山」と表現されました。
別府の温泉資源は他にはない長所であり、活用次第ではこの不況の中でも生き抜くヒントと成りえるとのことです。
非常に貴重なお話をして頂き、ありがとうございました。
今後も、「中小企業の不況時代を生き抜くヒント」セミナー、またその他様々なセミナーを随時開催させて頂く予定です。
詳細が決まりましたら、ご案内させていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
今回のセミナーも大変ご好評頂きました。ご参加の方々のお声を紹介いたします。
ご参加いただいた方々からのお声