事務所主催セミナー:㈱エリア代表取締役樋口嘉氏革新的ビジネスプロセスの創造」
羽生会計事務所主催セミナー
「革新的ビジネスプロセスの創造」
平成23年10月13日(木) 14:00~16:00 開催
会場 羽生会計事務所 3階研修室
定員30名を超える方々にご参加頂き、大変好評となりました。
誠にありがとうございました。
特別講師として
㈱エリア 代表取締役 樋口嘉氏をお招き致しました。
今回のセミナーは、㈱エリアの経営理念でもあります、
「革新的ビジネスプロセスの創造」についてご講演いただきました。
会社紹介、半導体業界の状況からこれまでの経営革新、事業計画の重要性、
モラルサーベイ、人事評価制度等、様々な分野にわたりご講演いただきました。
樋口社長は、「会社は設立した時から倒産に向かっている」という考えから、
常にその意識を持ちながら経営に向かってきたとお話下さいました。
これは、会社は何もしなければ、人件費増大・外部環境悪化・技術の遅れ・
競争激化等により倒産に向かうため、戦略的投資・新技術創出などの
経営改善・革新による発展エネルギーを働かせ、継続的な発展を目指していくことであるということです。
また、上記の経営理念から㈱エリアのこれまで行った様々な経営革新の中でも、
特に「管理会計」、「組織風土改革」について詳しくお話下さいました。
「管理会計」とは、これまでの外部へ提出するためだけの会計から、
1.達成の確認と達成感の共有 2.経営改善 等の目的により、
精度の高い事業計画立案・分析・経営改善を行うための精度の高い会計へ力を入れたことです。
一方、「組織風土改革」とは、リーダーシップ教育・マネージメント教育・部署間連携・
コミュニケーション強化を目的とした改革ですが、現状では風土改革はできていないと樋口社長は仰いました。
しかし、なぜできていないかの理由に会社の目的と社員の目的にずれがあると考え、
モラルサーベイ(社員へのアンケート、意識調査)を実施し、現在は評価待遇の明確化等を問題点とし、
改善策として人事評価制度の整備運用を実施しているそうです。
中小企業が現在の状況から生き残るためには、常に革新し続けることが必要であり、
そこから不況時代を生き抜くヒントが生まれてくるという、印象的なセミナーでした。
今年度、大変ご好評頂きました「中小企業の不況時代を生き抜くヒント」セミナーは、
今回の第4回を持ちまして最終回となります。
来年度も、皆様の経営サポート等を目的として、様々なセミナーを開催させて頂きます。
快く講師を引き受けて下さいました講師の方々、ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
来年度もご期待下さいますようお願い申し上げます。